明日、ただいま着工中の新築物件の外装下地検査を行います。
実は、瑕疵事故の89%が「雨漏り」という統計が出ていることはご存知でしょうか?
そんな不安を解消します。
外装下地検査とは、完成すると見えなくなる防水部分の検査です。
主な検査項目は、窓等の開口部の防水措置、外壁貫通部の防水措置、ベランダ部の笠木の上端部や外壁との取合い部などをチェックします。
雨漏りしやすい部分や施工のポイントとなる部分を検査する事が、雨漏り防止につながります。
この検査結果に基づいて、次の工程に進むことができます。
当社では、自社で検査することはもちろんのこと、第3者検査機関による検査を行います。このことにより2重3重の検査体制により、建築現場の精度を高めております。
しかし、いろいろな建築会社があるなかで、ハウスメーカーでは社内による検査が基本となっており、第3者機関による検査を実施していないところがほとんどです。また、地元の建築会社においても、検査内容、実施方法、回数についても、いろいろな建築会社で異なります。
もちろん、第3者検査は、社内検査よりも厳しく、回数を多くすれば、現場については、大変になりますが、建物の品質向上、お客様にご安心頂くためにも必要と思います。
ちなみに、当社では、第三者による現場検査について、基礎鉄筋検査、上棟時の耐力壁、耐震金物検査(検査機関)、上棟時の行政庁による検査(市町村による)、外装下地完了時の検査、建物完了時の検査、と合計5回の第三者による検査を実施しております。